この商品、動きが止まって在庫が滞留している。廃盤か値下げか、今週中に決めたい。
一人の違和感を、チームの判断材料にする。
人には先入観がある。だから議論する。INARYなら、AIが議論の文脈ごと調べ、その根拠を全員がその場で読める。
人には先入観がある。だから議論する。
人には先入観があります。同じものを見ても、見方は人それぞれ違う。それはAIも同じです。だから仕事は一人で決めず、何人かで議論します。ビジネスチャットの価値はまさにここにあって、意見が割れるのは悪いことではなく、むしろ望ましい状態です。
議論だけでは足りない
ただ、議論しても消えないものがあります。「ちゃんとやっているつもり」「できているつもり」という、一人ひとりの中の思い込みです。誰かが違和感を持っても、それが感覚のままでは会議を動かせません。根拠が要ります。
個人のAIでは解けない
ではAIに聞けばいいか。個人で使っているAIアシスタントでは、この問題は解けません。そのAIは会議の文脈を知らないからです。自分の作業のことは覚えていても、いま何が問題になっていて、販売の現場がどう見ていて、経営者が何を考えているかは、そこにありません。答えを会議に持ち込んでも「それは何の情報?」と聞かれ、コピペの往復が始まります。
INARYだと何が変わるか
INARYでは、AIは議論しているスレッドの中にいます。誰がどう考えているか、何が問題として置かれているかを知ったうえで、市場や競合、買う人の悩みを調べて、言葉にします。その結果は、同じスレッドで全員がその場で読めます。持ち込む人も、出どころを説明する人も要りません。
実際にあった例:転換率が約3倍になった
先方の意向により、業種・社名・商品名は非公表です。
ある商品が売れず、在庫が滞留していました。INARYのスレッドで、経営者・店長・デザイナーが、廃盤にするか値下げするかを議論していました。経営者も店長も、商品の強みは十分に訴求しているつもりでした。デザイナーだけが「訴求がズレているのではないか」と感じていましたが、それは感覚で、根拠がありませんでした。
その違和感をスレッドに出したところ、AIが市場と競合、そして買う人が抱えている生活上の悩みを調べて言葉にし、デザイナーの感覚に裏付けがつきました。周りがそれに耳を傾け、ページの訴求軸を「買う人の悩み」と「商品の機能」に組み替えました。その結果、転換率は約3倍になり、滞留していた商品は集客商材に変わりました。
強みは十分に打ち出しているつもりです。値下げで様子を見るのが無難かと。
根拠はないんですが、訴求がズレている気がしています。強みの伝え方の問題では。
スレッドの議論を前提に、市場・競合・購入者の悩みを調べました。競合上位は機能ではなく購入者の生活上の悩みを起点に訴求しています。現行ページは機能説明が中心で、悩みへの言及がありません。
AIが社員として価値を持つのは
AIが答えを出した話ではありません。気づいたのは人で、判断したのも人です。AIがしたのは、調べて言葉にすること。それができたのは、AIが一人の道具としてではなく、組織の文脈の中にいたからです。AIが会社に参加して、社員として価値を持つのはこちらです。
